16日の「乃木坂工事中」(テレビ東京系)で、乃木坂46とバナナマンの日村勇紀(45)が共演した「テレ東音楽祭2017」(同局)の裏側に密着した様子が放送され、オネエキャラ“ヒム子”に扮した日村の練習風景や放送当日の様子のほか、東京・明治神宮野球場での乃木坂46のコンサートにヒム子がサプライズ出演するまでの経緯が明かされた。
ヒム子のドキュメントは、6月28日に放送された「テレ東音楽祭2017」の生放送10日前から始まった。レギュラー番組12本を抱える日村は、たった2回のダンスレッスンで本番当日を迎えるという強行スケジュールで、しかも、コラボする楽曲は、乃木坂46史上最速かつ最高難度のダンスといわれる「インフルエンサー」。
日村も「大変なことになっちゃいましたね。できんのか、俺」と不安を口にした。練習でもダンスをなかなか覚えられず、危機感を抱いた日村は、振付師のSeishiro氏に志願。練習日を大幅に追加して、よりクオリティーの高いダンスを目指した。自主練習も含めて、連日練習に励んだ日村は、本番2日前にメンバーと初めてのリハーサルに臨んだ。真剣に踊る日村の横で、齋藤飛鳥(18)は笑いが止まらず、「ダメだ、これ、私…。笑っちゃうな。どうしよう」という微笑ましい一幕もあった。
迎えた本番当日。緊張のあまり、前日の夜「眠れなかった」という日村だが、「乃木坂46と(一緒にやれるのは)1回こっきりだしね。思い出を残したいですね」と気合十分で本番へ。そこで持ち前の勝負強さを発揮した日村は精一杯のパフォーマンスを披露し、会場にいたAKB48の指原莉乃(24)や司会を務めた国分太一(42)らを爆笑させるダンスを見せつけた。本番終了後、ステージ裏に引き上げてきた白石麻衣(24)は「(日村が)“間違えちゃった”って言ってます。カワイイ!」と笑顔。「本番だから舞い上がっちゃったね。ゴメンね」と謝罪の言葉を口にしながら後悔する日村に、キャプテンの桜井玲香(23)は「常に視界に日村さんが入ってきたんですけど、メッチャ動く!と思って。感動しました!嬉しかった!」と振り返った。