深夜ドラマ「電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-」(テレビ東京)で主演を務める乃木坂46・山下美月(19)へのインタビュー。後編となる今回は、先輩・西野七瀬(24)への思いや欅坂46、日向坂46にはない乃木坂46の強みなどについて話を聞いた。また5月1日から始まる新時代「令和」。この新元号が発表される瞬間、彼女はどこで何をしていたのか…?(zakzak編集部)
<演じる神尾マイの衣装は原作者である桂正和さんがデザインされたんですよね?>
「そうなんです! コートを脱ぐと腕の部分がシースルーになっていたり、スカートもよく見ると透けて見えるようになっていたりして。マイちゃんの大人っぽさ、女性らしさを考えて作ってくださったんだなって思いました。
マイちゃんのイメージカラーである黒と赤も素敵。黒いマントの裏地が赤になっていて、そういう細かいこだわりがすごいです。劇中では料理をしたりするときに着ているメイドさんっぽい衣装も出てくるので両方のパターンをチェックしてください!」
<これからもドラマの撮影が続きますけど、自分なりのリラックス法はありますか?>
「やっぱり食べることですね。撮影期間中は、なかなか自分の時間を作ることはできないんですけど、ご飯は毎日3食食べるじゃないですか。その時間は、すごく大切。現場で共演者の方やスタッフさんたちと一緒に食べていると癒されます。寒い日に、温かいケータリングを用意してくださったりして。その気持ちは、とても心に染みます」
<今は、家に帰ったら寝るだけという感じですか?>
「家に帰ったら、すぐゲームをします! ゲームをやっていると眠くなってくるんですよ。私にとってはスポーツみたいな感覚。相手のキャラクターを倒すまでは止めない。倒してスッキリしたら寝ます(笑)」
<今回のドラマは、前作の西野七瀬さんから“バトン”を引き継いだ感じになっていますけど、何か意識することはありますか?>
「西野さんは偉大な先輩すぎて、私でいいのかなって不安になりました。2月に西野さんの卒業ライブがあって2カ月ぶりぐらいにお会いしたんですけど、舞台裏で声を掛けてくださったんです。今回のドラマも西野さんのときと同じスタッフの方が多いということで『楽しい現場だよ』って教えていただきました。
ちょうどクランクインする2週間ぐらい前のタイミングだったので、その西野さんの言葉はすごくうれしかったです。頑張って面白いものを作っていきたいと思いました」
<西野さんが卒業し、乃木坂46の次世代エースとしての活躍が期待されていますが、そんなプレッシャーを感じたりすることはありますか?>
「それは、あまり考えたことがないです。西野さんから『電影少女』のビデオガール役を引き継ぐというプレッシャーはありましたけど、乃木坂46内での立場とかを意識したことはありません。今回の台本を読んだときに、マイちゃんを演じられるのは乃木坂46の中でも限られた人しかいないんじゃないかなと思って。私に話が来たことはすごくうれしく思っていますし、その“架け橋”となってくださった西野さんに感謝しています」