アイドルグループ乃木坂46の人気メンバーとして活躍している山下美月(19)と若手実力派俳優の萩原利久(20)がW主演を務める深夜ドラマ「電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-」(テレビ東京)が好評放送中だ。本作は、昨年の1月期に元乃木坂46メンバーの西野七瀬(24)主演で放送された「電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-」に続く新シリーズで、山下は“先輩”とは正反対のキャラクターである「ビデオガール」を好演している。
zakzakは、かなりダーク(?)なヒロイン、神尾マイを演じる山下を直撃。マイの魅力や同世代が多い収録現場の雰囲気、西野から引き継いだ“思い”などについて話を聞いた。その様子を2回に分けて紹介する。(zakzak編集部)
<まずは『電影少女』シリーズに出演することが決まった時の感想から教えてください>
「西野(七瀬)さんが主人公の天野アイちゃんを演じた前作を見ていました。私自身、そんなにたくさんドラマに出ているわけではないので、主演という形でこの作品に携わることができて本当にありがたいなと思っています。ただ、私が演じるビデオガールの神尾マイちゃんは人間じゃないので…。どうやって演じればいいのか、私で大丈夫なのかなという不安もすごく大きかったです」
<前作とはテイストが違いますよね?>
「マイちゃんは男の子を骨抜きにしていくビデオガールという設定。原作でもあいちゃんと闘っていたりして、ちょっと“悪”という性質が強いので自分の殻を破って悪い女の子になれたらいいなと思っています」
<1話から早速男子を翻弄する姿が見られました>
「割と楽しんでやっています(笑)。普段のお仕事ではなかなか巡り会うことがない作品というか、初めての体験が多くて。男の子を罵倒するシーンや普通の女の子が言わないようなセリフがあるので振り切って演じることを心掛けています。撮影が終わると、スッキリすることもありますよ(笑)」
<高校が舞台になっていますが、現場の雰囲気はいかがですか?>
「私は健人役の萩原利久さんとのシーンが圧倒的に多いんです。萩原さんは思った以上に少年っぽくて無邪気な方で(笑)」
<少年とは?(笑)>
「上手く表現できないんですけど(笑)。でも、萩原さんを中心に現場の雰囲気はものすごくいいんですよ。作品が割とダークで暗い感じのシーンが多かったりするんですけど、びっくりするぐらい明るい現場。いつも本番ギリギリまで笑っています(笑)」
<マイを演じる際は、オンオフの切り替えが大事?>
「他のドラマや舞台の時は、割と自分自身が役に近寄っていたような気がするんです。でも、マイちゃんは人間離れしすぎていて、普段からマイっぽく過ごすことは難しい。だから、その分、現場に来たら気持ちを切り替えて撮影に臨んでいます。集中力を使うシーンが多いですね」