「ポッター平井の激推しアイドル!番外編」 乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE 京セラドーム大阪公演レポート
関西ウォーカー
乃木坂46の7周年記念ライブが2月21日から24日まで京セラドーム大阪で行われ、4日間で、持ち歌の全177曲を披露した。
●2/21(木)Day1 西野七瀬がサプライズ登場!4期生も初パフォーマンス!
平日17時開演にも関わらず、会場は5万人のファンで満員御礼。
桜井玲香・井上小百合・衛藤美彩・高山一実・斉藤優里・白石麻衣・松村沙友理・中田花奈・星野みなみ・齋藤飛鳥・樋口日奈・和田まあやの1期生12人がナレーションで1人ずつオーディション時のエントリーナンバーとともに名前を呼ばれ、ステージへ。2012年2月22日発売の1stシングル『ぐるぐるカーテン』で幕を開けた。この演出に、井上や中田は当時を思い出し、「泣きそうになりました」
『おいでシャンプー』(M6)では、齋藤飛鳥が“3Dフライング”で、アリーナ席の観客の頭上を飛び回り、熱狂させた。
『指望遠鏡』(M18)などで披露した、メンバーのセーラー服姿も眩しすぎる!
高山がソロで、西野七瀬のソロ曲『光合成希望』(M21)を歌っていると、西野がサプライズで登場!5万人の大歓声が沸き起こった。
昨年12月にお披露目されたばかりの4期生11人も、『サイコキネシスの可能性』(M23)を初々しく、笑顔でパフォーマンス!まさにダイヤの原石たち。今後の成長が楽しみだ。
中盤のMCでは「コール&レスポンスをしたい!」という高山のリクエストで、高山「かずみん」→観客「大好き」が実現!「感動しちゃった」と涙を流す高山を見て、松村がもらい泣きするシーンも。
初日から45曲、3時間52分のボリューム満点のステージだった。
●2/22(金)Day2 生田絵梨花も今日から参加!まさかの「乃木團」も!
7周年記念日となる今日は、初日は参加出来なかった生田絵梨花がオープニングから3Dフライングで登場し、『何度目の青空か?』でスタート!
生田は『あなたのために弾きたい』(M5)では、ピアノの弾き語りも披露。松村沙友理とのユニット「からあげ姉妹」で『無表情』(M15)を無表情で歌い、最後に笑顔で抱き合った。
高山一実との『命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」』(M35)では、ミュージカル女優としての一面も見せるなど、生田の活躍が光った1日だった。
2014年に氣志團の主催イベントで結成された「乃木團」が一夜限りの復活!ボーカルは伊藤純奈と久保史緒里、ドラムは齋藤飛鳥、ベースは中田花奈、キーボードは和田まあやが担当。そして、氣志團の西園寺瞳と星グランマニエがギターのサポートメンバーとして登場!『失恋したら、顔を洗え!』(M31)をロックにパフォーマンスした。
アンコールでは、大ヒット曲『インフルエンサー』、『ジコチューで行こう!』などを披露!4月17日に4thアルバムが発売されることも発表された。
2日目は49曲、3時間46分のステージで、5万人のファンを魅了した。
●2/23(土)Day3 3期生&アンダーメンバーが大活躍!
3日目のオープニングは、3期生の初オリジナル曲『三番目の風』。12人がそれぞれトロッコに乗って登場し、アリーナ席のファンに笑顔を振りまいた。
3期生の大園桃子と与田祐希がWセンターに抜擢された18thシングル『逃げ水』も披露。与田が「当時は楽しみというより、怖いとか、どうしようっていう気持ちだったんですけど、今は楽しく踊れて、幸せです!」と語れば、大園も「今はお客さんの顔を見て、コミュニケーションを取ることも出来るようになって、楽しいです!」と、自らの成長を実感していた。
中盤では、アンダー(非選抜)メンバーにスポットを当てたパートも。昇降するバックステージで、『自惚れビーチ』、『その女』、『誰よりそばにいたい』(M27~29)を3曲続けて披露し、スタンド席のファンの近くで、それぞれの魅力をアピールした。
アンコールでは、白石麻衣のセンター曲『ガールズルール』などを披露。
更に「真夏の全国ツアー2019」の開催が発表されると、会場は大歓声に包まれた。
3日目は48曲、3時間46分のステージだった。そしていよいよ最終日へ。
●2/24(日)Day4 西野七瀬卒業コンサートで号泣メンバー続出!
1期生の最終オーディションで、「乃木坂46に絶対に必要な存在になりたい」と語っていた西野七瀬(当時17歳)のVTRからスタートした最終日は、彼女の卒業コンサートも兼ねたスタイル。初めてセンターを務めた『気づいたら片想い』で幕を開けると、『夏のFree&Easy』(M4)では3Dフライング!
西野のソロや参加ユニット曲なども多数披露される中、MCでは西野との思い出を語るメンバーたち。中田花奈は感極まり涙。
『スカイダイビング』(M40)では、西野の落書きから誕生したオリジナルキャラクター「どいやさん」のバルーンに乗り、どいやさんのぬいぐるみを投げてプレゼント!
アンコールで、西野は最後のスピーチ。「今日のライブが始まる直前まで、あれ?卒業ライブかな?みたいな感じだったんですけど、ステージに出る前に、喉がキューッと閉められて、その時に自分にとっての乃木坂46という存在が、すごく離したくないというか、例えようのない大事なものになっていたんだなぁって、気付かされました。乃木坂46の西野七瀬になれたことは本当に幸せだなって思います。この7年間で学んだことは、この先ずっと、どこに行っても役に立ってくれるものだと思っています。本当に感謝しかないです。今後は乃木坂46の西野七瀬じゃなくなりますけど、皆さんの応援の仕方で、私のことを見ていてくれたら嬉しいなと思います」
西野にとってのラストシングル『帰り道は遠回りしたくなる』を披露した後、各メンバーとハイタッチしながら言葉を交わす西野。高山一実、秋元真夏は涙が止まらない。白石麻衣とは誰よりも長く抱き合った。そして一人ステージに残った西野は「悔いなく卒業出来ます」などと語り、ステージから去っていった。
Wアンコールでは、西野のソロ曲『光合成希望』を全員で歌唱。この曲が乃木坂46の西野七瀬としてのラストソングとなった。
なぁちゃん、卒業おめでとう!そして、7年間ありがとう!
最終日は47曲、4時間4分(4日間で最長)。4日間トータルでは189曲、15時間28分!メドレーにすることもなく、189曲をパフォーマンスした7th YEAR BIRTHDAY LIVE。乃木坂46の新たな伝説が、京セラドーム大阪で刻まれた。
【取材・文=ポッター平井】
<ポッター平井・プロフィール>
構成作家。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続ける<アイドル・サポーター>。
ポッター平井
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